雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

優しい世界が広がりますように

こんにちは!
先週末は土曜日はうちでカニ鍋パーティーをして16時から飲み、日曜日も朝友人から連絡があってまた16時から飲み、飲み飲み三昧の週末でした。てへ。

ペットとのお別れ

日曜日に会った友人は、自衛隊で音楽隊に所属しています(男)。コロナの時期より前に福岡に3年間転勤になってしまい、その後コロナで飲み会禁止令も出て、なんだかんだで5年ぶりの再会でした。私は皆に言われるのですが、久しぶりに会っても久しぶり感がまるで無いそうで、先月会った、ぐらいのノリで楽しく飲んでいました。

その時に聞いた話を今日はしたいと思います。

自衛隊はやはり体質的にはとても古い。男社会。体育会系。私の勤め先の元財閥企業よりもそれは酷いと思います。

ある時、東京で採用され、名古屋に配属された若い子がいたそうです。配属されたばかりだったのですが、東京の自宅で飼っていた猫ちゃんが危篤状態になったそうです。私の友人は、「すぐに東京に戻りなさい、休みの手続きは全部自分がやっておくから大丈夫。家族が一番大事だよ。気持ちが落ち着くまで休んで大丈夫だから、自分で戻れると思った時に戻っておいで。」と言ったそうです。そういって彼を帰し、上長への説明から何から全部やってあげたそうです。

ねむねむねむねむ

ちなみに私の友人はペットを飼った事がありません。でも彼は、ペットのことを家族だと言ってくれる人です。自衛隊所内での理解はまだまだ得られないのが本音だそうですが、自分が出来ることから、理解を得ていきたい、と彼は言います。

私とBJとの闘病生活を彼はよく知っています。毎朝晩の血糖値測定、それに合わせたインスリン注射、点滴も朝晩。これだけが最低限。ごはんも食べてくれないので食べるご飯をこれでもかと買い漁って探したり。強制給餌やシリンジでの薬投与(一番苦手💦)も普通にありました。何があってもBJが第一の生活。

estrella846.hatenablog.com

彼は我が家で飲んだことも何度もあるのでBJにもその度に会っています。看病の様子もずっと見ています。そして何より、BJと私の接し方、、家族であり、子供のような存在であり、、それを見て、「学んだ」と言ってくれました。自衛隊の若い彼が、自分に猫の危篤を知らせてくれて本当に良かった、とお人好しの彼は言います。まぁ確かに知らなければ何も出来ないですからね。

私もBJとの最後は上長に言って会社を休みにしてもらい、最後を看取る事が出来ました。その後のペットロスは大変なものでした。ギャングが我が家に来て振り回される生活があった為、何とか気持ちが和らいでいったのは言うまでもありません。

ギャング襲来

もうにゃんこのいない生活なんて考えられない私ですが、一度もペットを飼った事が無い友人にその思いが伝わったことが嬉しくて、彼の部下への対応が優しさで溢れていて、幸せを頂きました。世の中、そんな風に変わっていけば良いな、と思ってというお話でした。