大寒波がやってきたそうですね。名古屋は一番寒いのは25日(水)らしいので、今日は平年並みといった所です。雪の降る地方の方、どうぞお気をつけ下さい。(本当の意味での雪国の大変さを理解しておらず偉そうにすみません。)
「ポンコツ一家」を読みました
今年の目標の一つ。読書をする。
元々読書は好きなのですが、最近はあまり機会を作る事が無く、漫画ばかり買っています。まぁ、読んだ所で好きなのは、推理小説やファンタジー、あとは時代小説なんかですが。小野不由美さん(十二国記)や宮部みゆきさん(特に時代小説)、東野圭吾さんなんかの王道が好きです。今年は少しジャンルを広げて読んでいきたいな。
今回、ネットニュースを見ている中で、お笑い芸人のにしおかすみこさんが書かれた「ポンコツ一家」という介護のエッセイを発見し、第一話が無料で掲載されていたので読みました。続きが読みたくてすぐポチりました。発売されたばかりです。
いつもBetty (id:Betty0918)さんの記事でお母様の介護の話を読んでいて、将来自分にも起こりえる事だと色々勉強させて頂いております。そしていつもBettyさんの優しさや介護への労力を惜しまない姿に尊敬を覚えます。
話を戻し、「ポンコツ一家」は、簡単に言うと、初期の認知症のお母さん、ダウン症のお姉さん、酒飲みのお父さんの酷い状況を知り、実家に戻って家族を支えていく介護の記録です。独身アラフィフの一発屋芸人とご自身を表し、ひっくるめて「ポンコツ一家」と呼ぶことにしたそうです。にしおかさんの言葉選びがとても秀逸で(さすが芸人さん!)、テンポも良く、凄く大変な事であろうことがサラッと書かれています。言葉の選び方一つで悲しい苦しいお話にもなるし、クスッと笑わせてくれる温かいお話にもなるんですね。何よりにしおかさんの優しい性格と家族への愛がとても伝わってくる内容でした。
エッセイなのですぐに読み終えてしまったのですが、早く続きが読みたいなぁ、と思います。例えば図書館で借りることも出来るのだろうけど、応援したい気持ちもあって書籍を購入致しました。
私の両親ももうすぐ80です。最近母は物忘れが多くなっていて、認知症の検査もしてもらいましたが、まだ大丈夫とのことでした、、が、私は信用していない…。今は妹夫婦と暮らしているのですが、気を遣うので家を出たいらしく、将来的には名古屋に戻って私の近くで暮らす話も出ています。父も肺が悪いのと耳が遠いですが、頭はしっかりしているし夫婦仲は良いので、出来れば別居で近所に住むのが理想的だな、と今は考えています。今は両親は田舎暮らしなので車社会なのですが、免許ももう数年経ったら返納してもらわないといけないし、街中の方が交通機関もあって安心なんですよね。
まぁ、私のお家事情はともかく、介護問題も身近に迫ってきているんだな、とたった3歳しか違わないにしおかさんの本を読んで思いに耽った次第です。介護の話なのにほっこりします。おススメです。
シェイの看病も、人間のように話して伝わる訳じゃないのは難しいですが、暴言を吐かれる訳でもないし、お互い愛情しかない素敵な関係な訳ですから。そう考えると頑張れるのかな、とも思ったり。BJの時の皮下輸液で拒否られた辛さなんかもありました。お互いに泣きながら、鳴きながら、看病をしていたのを覚えていますが、それよりも一緒にいられる幸せが強かった。今でもシェイには吸入嫌がられる✕2回/日ですが、寿命を全うできるようにするのが縁を頂いた私の責任、、なのかなぁ、と介護と看病とごちゃまぜになって頭パンクです。
いつまでもこんな風に自由に寝ていて欲しいです。ごはんもいっぱい食べようね。太らない程度に。