雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

猫の自宅での皮下輸液をやってみよう!①

こんばんは。
昨夜はちょっと浮かれて書いてしまいましたが(楽しかったww)、たまご (id:nanakama)さんより

ESさんとねこさむさん、早く会って欲しいです(笑)抹殺のところで吹きましたwさて、皮下輸液のこと、興味あります。今ちょうど私の猫友が自宅で始まったばかりで…私は何もアドバイスができず、歯がゆいのです(>_<)

b.hatena.ne.jp

 

とのお言葉を頂きましたので、これは点滴(輸液)の記事、急がねばならぬと、書き始めましたが、、画像が思うように入手出来ず。それでも書いてはいたのですが、分かりづらい。BJがお星さまになった際、余った器具は全て病院へ寄付してしまったので、今は手元に何も無いのです。

 

ということで、詳しく書いていくのはやめて、実際に私がやっていた手順やポイントをお伝えしようと思います。

 

尚、私の経験を踏まえた、我が家での方法ですので、これが正解とか、ってことではありません。状況に応じ、病院で医師と相談をしながら、ご自身及び愛猫ちゃんのベストを探して下さいね。

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いつまでも大好き、大切なカワイイBJくん

簡単に説明を少しだけ。
点滴にも種類がありまして、大まかに2つ。次のように紹介されていました。

 

【皮下輸液】: 肩甲骨の少し下あたりに翼状針を刺し、皮下に投与します。在宅も可能。
【静脈点滴】: 留置針という針を使い、足や手の静脈から直接投与します。入院で処置。

 

つまり家で出来るのは上の【皮下輸液】ですね。静脈に針を刺すのは獣医師でないと出来ません。
本ブログでは皮下輸液を以後、「輸液」と表現します。

 

まずはじめに、私とBJの輸液歴ですが、約7年程です。途中、やめたこともありました。晩年は、毎朝、毎晩しておりました。その頃のBJは嫌がりはしましたが、ほとんど抵抗することもなく受け入れてくれておりました。これはかなり助かりました。

 

なぜ自宅での輸液を始めたのか。

理由は色々ありますが、もう何より費用の問題でした。糖尿が発覚してから毎月20~30万近く掛かっていたので(ほぼ入院していた為)、先生と相談して「出来ることは家でやろう」となったからです。

 

当時はまだそれほど自宅で輸液をやる方は多くなかったような気がします。
ただ最近は平均寿命が延びていることもあり、点滴パックを持って帰る人を見かけることが増えました。ある時は老夫婦が出来るかしら、、と不安そうにしていたのも見かけ、必死で先生と練習されていました。

 

もう、お手伝い行くよ~、慣れれば大丈夫だよ~、って言いたかった程でしたが、通報されると嫌なのでやめました。

 

私がBJの為にしてきたことの中、一番嫌だったのが強制給餌。その次が輸液でした。強制給餌も輸液も、あまりに嫌がられると人間側も結構な精神的ダメージを受けます。心折れます。色んな意味で一人でやるのは厳しいです。ですので、出来るだけご家族様や周りの方と協力しながらされることをお勧め致します。

 

まぁ私は離婚しちゃったので、途中から一人でやっていましたがね。条件が揃えば一人でやることも可能です。猫が大人しいとか、輸液になれているとか、、ですかね。

 

腎臓や何かが悪くて輸液をされる場合、針さえ刺したことが無い、という方も少なくないと思います。少しでも負担が軽くなりますように、私なりに書いて参ります。

 

そして、自宅での猫ちゃんへの輸液に対してこんな写真が欲しい、こんな説明が欲しい、というそのものズバリなサイトを見つけましたので、こちらをご覧いただくとかなり分かり易いと思います。ちょっとお写真借りちゃおうかなぁ、と一瞬思いましたが、怒られるのは嫌なのでやめておきます。

nekopedia.jp

 

自宅での輸液のメリットとデメリット

 

もうやらなきゃ仕方ないんだ、という場合もあるかもしれませんが、一応自宅での輸液のメリット/デメリットをお伝えしておきましょう。 

 

【メリット】
・病院へ行く負担が減る
・病院嫌いの猫ちゃんの場合、ストレスが減る
・費用負担が軽くなる

【デメリット】
・猫に嫌がられ、心も身体も傷つく(場合がある)
・病院では緊張して大人しい猫も、勝手知ったる我が家では全力で拒否しにくる
・何かあった場合の対応が困難
・針を刺すのが怖い

 

こんな所でしょうか。思い出したら追加していきます。

BJは糖尿病でしたので、毎日ブスブスとインスリン注射を打っておりましたから、「針を刺す」という行為はある程度なれた上だったので、その分私は抵抗が少なかったかもしれません。ですが点滴用の針はインスリン注射の針より太いので、猫もそれだけ嫌がります。

しかしBJ側も針刺されのプロフェッショナルと呼んでも過言で無いほどに半生を注射と共に生きておりましたので、抵抗も少なかった、、という裏事情が我が家にはあります。

この点参考にならずすみません。

 

輸液方法の種類

サイトに掲載がある通り、輸液には大きく2種類の方法があります。

方法1:シリンジ式(シリンジ=注射器の針無し)
方法2:重力落下式

これは、病院によって最初に勧められるものが変わってくると思います。が!絶対的に方法2:重力落下式、つまり、私達が点滴をしてもらう時と同じようなやつをお勧めします。

 

重力落下式の輸液に必要なもの

・輸液パック
・チューブ(輸液と翼状針を繋ぐもの)
翼状針
・アルコール綿
・輸液パックを吊るすことが出来るもの(フック等)

 

あとは根性と愛情があれば何とかなります。
慣れない内は爪を切っておくことをお勧め致します。

 

二人以上でやる場合は猫を抑え込む人、点滴をする人、となるかと思いますが、一人の場合、猫が暴れて仕方ない場合は↓こんなのとかあるみたいですね。

item.rakuten.co.jp

お家にあるものを工夫して使うことも出来ると思います。

 

では実際にやっていた様子は②にて。

 

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