雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

病院選びの難しさ シェイ入院

こんにちは。
シェイ(茶トラ)の看病でブログは一旦お休みすると言ったばかりなのですが。

 

昨日、シェイは入院となりました。
かなり危ない状態です。今はICU(酸素室)で抗生剤を打って、ごはんやミルク、何かを摂取してくれるのを待っています。検査も体力の無い現状出来ません。

 

以下、5/31(日)までの保護主さんから伺った経緯です。

 

5/18(月)

シェイに目ヤニが出始め、足のカサブタを発見。

 

5/20(水)

A病院に行き、目薬と飲み薬(液体)をもらう。目は子猫によくあるウィルス性の症状とのこと。検便実施。元気で食欲あり。

 

5/28(木)

カサブタの治りが悪いので再度A病院へ。じゃあ、と薬が錠剤に。元気、食欲あり。ほとんど説明をしてくれず不信感。先回、検便もしておきながら、まだミルク飲んでるから虫がいても今の時点じゃ分からないよ、とのこと。さらに不信感。ねこ風邪なので、薬を飲んでおけば治る、今は我慢、と言われる。

 

5/30(土)

元気が無くなり呼吸が荒くなる。別の病院(以後、B病院)を受診。

・車に乗せる(環境が変わった)と少し元気が出たことに、その元気があれば大丈夫と言われる。

・猫風邪で鼻水は出ないけど奥で詰まっている鼻炎状態。前の病院の目薬を継続すればよい。

・苦しそうなのは体内の水分が多くなっているから。水気の多いゴハンよりカリカリや水分の少ない猫缶を与えるように、ミルクはおやつ程度はOK。

・触診の感じだとおそらく肺炎を起こして治っている。外にいたチビ猫にはよくある。目も充血していない、鼻もきれい、時間が経てば治る。

・かさぶたはもうすぐ治る。そのうち免疫もつくから元気になる。

 

との診断。

 

5/31(日)

譲渡予定の日。やはり呼吸の荒さが心配で、またB病院へ連れていく。土曜日は口までもっていけばごはんは少し食べたが、この日は子猫用のちゅーるを少し舐めるのみ。体重が一昨日から50gも減ってしまっていた。

 

呼吸や鼻づまりは経過を見るしかないが、食べなければ治らない。でも苦しくて食べる気力が無い。病院でシリンジでゴハンを与えたところ、食べるので胃腸は元気そう。ごはんをちょこちょこ与えて元気が出れば。

 

ということで我が家に参りました。

 

日曜日の昼、我が家に来てからゴハンは全く食べませんでした。シリンジで入れてみたら、全部吐き出してしまいました。呼吸は身体全体でする、口も開きっ放し。私が歩くとついてくるのですが、1mも歩けない。歩く→休憩→歩く、といった感じ。だんだん、よだれもたらすようになり、これは家で看護出来るレベルではない、とてもじゃないが火曜日まで待つのは無理と判断、月曜日の朝一番、今までBJがお世話になっていた、こちらのC病院へ電話、至急連れてきてと言われ、即入院となりました。

 

何故、これを書いているかというと。
みなさんの愛猫ちゃんの治療について、今後、判断の一つとして知っておいて頂けると良いな、と思った訳です。私はすぐネットで検索するので、情報があるに越したことはない、と思ってこのブログをはじめました。今回も展開しておきたく。

 

病院選びは、本当に難しい。評判が良くとも、実際には合わないこともあります。B病院についてはとても丁寧に説明してくれたそうですし、ここは保護主さんが以前別の子を連れていったこともあり、その時もとても丁寧だったそう。

 

土曜日の時点で、聞く限りあまり良い状態には聞こえない、入院もあり得そうなら、一日早く(土曜に)引渡ししてもらい、午後にこちらのC病院に連れて行くのはどうか、と提案してもいたのです。C病院は日曜は基本お休みなので、土曜日に預けた方が安心ではないかと思いましたが、様子を見なさい、というB病院の言ったことを信じてしまいました。でもこれは、どうにも出来ない。相手はプロ、こちらは素人。お医者様がそう仰るなら、となりました。

 

今回は、判断するにはとても難しい状況でした。
私はまだ会ってもいなかった、症状を見ていなかった。子猫についての知識もあまり無い。Bがどんな病院かも分からなかった。せめて土曜日に、私がB病院に付いていくか、無理やりでもC病院を受診してもらうようにすべきだった、要点を教えてもらっただけで判断してしまった、と、今更言っても仕方ないことが頭をぐるぐる巡ります。仕方ないと分かってはいる、でもやり切れない。

 

その場にいたら気付けたかもしれないのですが。A病院、B病院、ともに、猫風邪の可能性がありながら、薬の処方しかされていないのです。ゼーゼー苦しそう(つまり、猫風邪から肺炎に悪化している可能性大)なのに、レントゲンも撮っていませんでした。血液検査もない、抗生剤の注射も打ってくれていませんでした。

 

昨日は朝に預け、また夜にお見舞いに行きました。そこで先生と再度話したのですが、前の病院で抗生剤注射は打ってますよね?レントゲン、撮ってなかったんですかね?となり。考えれば分かることだったのに。レントゲンを撮っていたら、肺が真っ白になっていて、予断を許さない状況だと分かったはずなのに。肺炎は治るどころか今ピークです。治療が遅すぎて、手遅れの可能性も多分にある、と告げられました。

 

帰宅して、保護主さんに連絡をし、A,B病院での対応を改めて確認したところ、(B病院で)レントゲンについては「肺炎はもう治っているから、どうせ撮っても治った後が見られるだけだから」と言われたそうです。なぜそのような判断が出来たのかも分かりませんが、プロの言うことだから、と保護主さんが、そうですかと引き下がっても当然です。

 

保護主さんには、昼はメールで連絡したのですが、やはりメールってその時の気分で読んでしまうので、正しく伝わらないことも多い、何より、とても優しい真面目な方なので、責任を感じてしまっているのでは、と電話でお話を致しました。

 

思った通り、電話の向こうで自分を責め、泣きながら頑張ってお話をされていました。彼女のせいでは決してありませんし、何度も何度も病院へ行って、毎日ミルクやお薬等世話や看病をしてくれていたのに、何も悪くないどころか、感謝しかないよ、と伝えました。そんな気持ちになってしまうのは、分かり過ぎるぐらい分かります。

 

今、シェイは頑張っています。
昨日は飲めなかったミルクを、今朝は少し飲んでくれたそうです。抗生剤が効いて炎症が和らぎ、ゴハンを食べれるようになれば体力も回復して希望が持てそうです。でも、まだ大丈夫とは言えません、と言われました、

 

朝晩と毎日お見舞いに行くだけで何も出来ませんが、BJも空から見守っていてくれると信じて、ジル(サビ)の為にも、2匹一緒に我が家の家族として暮らしていきたいです。

 

 

ジルは元気にやんちゃに過ごしております。昨夜はきっと産まれて初めて、一匹で寝ました。ごはんも、うにゃうにゃ言いながら、小さな身体で喜んで食べます。ちうちうさんは、けりぐるみとしての役割を果たしております!みなさま、よろしければシェイちゃん応援してあげて下さい!

 

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けりけりけりけり



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ちうちうさん、お鼻から糸が出ていてしまいましたよ~ ヒゲ完成ww

 

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BJの使っていた毛布がジルのお気に入りの場所になりましたよ

 

 

 

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