雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

BJの不調 - 糖尿病悪化/ケトアシドーシス

BJの不調から数週間、少し良くなってきたと思ったら、今度は糖尿病が悪化してしまいました。

 

水曜日頃からごはんをあまり食べなくなり、ちょうどまた便秘だったので、それで苦しいのだと思っていたのですが。数日後に病院の予約も入っていたので、その際に先生にまた相談かなぁ、ぐらいの気持ちでおりました。

 

昨日病院へ行き、血液検査の結果、糖尿病で特に危ない「ケトン体」が出ていることが分かりました。悪化するとケトアシドーシスといって、命の危険もある非常に好ましくない状態。まぁ今回、先生は仰いませんでしたが、そのケトアシドーシスだと思います。こうなるとかなり怠くグッタリし、歩くのもフラフラになってしまいます。あー、ケトンだったのか。。

 

あ、↑のように書いてしまうと良くないのですが、決して先生が説明不足な方ではありません。糖尿が発覚した際、別の病院に通院していたのですが、担当して頂いた先生が非常に熱心な方でとてもお世話になりました。BJの糖尿コントロールが猫の中でもかなり難しいので、先生と一緒にすごく勉強させて頂いたんです。そのお陰で猫の糖尿に関する知識は最低限得ることが出来たと思っております。それをご存じで、分かっている部分は簡単に説明して下さるのですね。

 

確かにここ最近、インスリンの効きが悪く高血糖が続いており、点滴量を増やしたり、夜中に起きて数値を見たりは少ししていたのですが。BJの場合、インスリン1単位でも500mg/dLから一気に低血糖になることもあるので、単純にインスリンを増やせばいいや、というのが出来ません。また、点滴をして水分が補われると血糖値が下がってくることもあったりで、低血糖も怖いですしね。

 

最近はBJが糖尿よりも他の症状での不調が多かったので、油断してしまいました。片一方に集中してしまうと、もう一方が疎かになってしまう時があるのが私の大変悪い所で。猫は特に我慢をする生き物なので、気づいてあげるべきでした。辛い思いをさせてごめんね。

 

これは入院かと思ったのですが、私が普段、極力入院は控えたいとお願いしているので先生が家に帰してくれました。「但し、これ以上悪化したら即入院です」と釘を刺されて。平日昼間は仕事で見れないので、やはり預けてくるべきだったかとも思うのですが、とりあえず週末だけでも付きっ切りで、週明けも怠そうだったらやはり入院、、と決めました。

 

点滴を一日一回から朝/夜の一日2回に増やし、血糖値は頻繁に管理します。最低でも30分に一回は見て、高血糖を防ぎます。夜も数回起きて測定します。こういう場合にリブレが本当に助かります。ボタン一つでピッと終わるし、何といっても装着中は測り放題ですからね。血液での測定ではここまで頻繁には家で出来ないです。耳から血を取るのですが、耳の方がダメになってしまいます。BJは血液を採りすぎて、一部おハゲです。痛々しい(´;д;`)

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個人的には、比較的コントロールのし易い猫ちゃんであれば、リブレは不要だと思っています。金銭的な負担も(少なくとも我が家には)大きいですし。ただ、BJのような場合は測定回数で考えればリブレの方が安いくらいで、耳をプスプス刺さなくても良いのはBJも私も負担やストレスがかなり減ります。

 

本格的に寒くなってきたので、点滴パックもレンジでチンして人肌にしています。5~10秒ほどの間隔で温度を確認しながら、すこーしずつ温めます。それでも嫌がりますが、冷たいよりはマシなので。今日はごはんを自分から食べてくれています。前にも言ったかもしれないのですが、ごはんを食べる=生命力だと、これは人間でも何でもいつも感じます。BJがごはんを食べてくれるのが、私の何よりの幸せです。

 

少しでもBJの体調が良くなりますように、、と心を込めて看病しております。