先回のブログで呼吸器科のある病院へシェイを連れていき、レントゲン等の検査を致しました。
その際、精密検査をするかどうかとなり、実施することを決め、昨日病院へ行って参りました。
あなたはお留守番ですよー。
今回は全身麻酔で気管支鏡検査となります。
朝預けて検査が終わった時点でお電話を頂き無事終了とのこと、念の為3時間程は酸素室で過ごし、夜お迎えとなりました。
【行った検査】
・観察
・気道ブラッシング(気道内の分泌物の性状を調べる)
・気管支肺胞洗浄(観察出来ない気管支~肺胞領域の病態を調べる)
・気道粘膜生検(気道粘膜組織を調べる)
・痰の除去
検査後のお迎え時にはとても丁寧な説明を受けました。気管支鏡に付いているカメラでその様子を録画してあり、それを見ながら説明を受けました。
シェイの膿はやはりかなり酷く、20箇所ある穴の膿を出来る限り全部取ってもらいました。似たような写真もネット上にありましたが、ここに載せるには少し抵抗があるので載せません。泡が沢山付いているような状態で、酷い箇所は膿が穴を塞いで穴そのものが見えなくなっている部分も沢山ありました。先生も驚く程の量だったそうで、かなり大変だったとのこと。なんかすみません。追加代金も掛かりました💦
20箇所のうち、1つは炎症を起こし続け組織が癒着し、完全に穴が塞がっていました。これが6つの肺のうちの1つを潰してしまった原因だそうです。
そしてポリープが2つあり、吸引で2つとも取り除く事が出来たので、これも生検に出されました。(ちょっと気になる、とのこと。)
「気道ブラッシング」とは、気管支鏡の先にブラシが付いていて操作でにょきっと出てきます。気管支の一番奥(カメラも入らない程細い箇所)の膿をこすり取ってその膿を検査します。
「気管支肺胞洗浄」とは、生理食塩水(大体30㎖程)を入れて気管支の中を洗浄してもらいます。洗浄後の膿の入った液を吸い取り検査に出します。
「気道粘膜生検」とは、気管支の一部を切り取り、生検をします。
外部に出す検査もいくつかあるので、その結果は10日後ぐらいにならないと分かりませんが、なんとシェイの肺は2次感染も起こしていて、細菌が生息していました。黒い粒々が所々にあって気持ち悪い、、ただ、生後1ヵ月の頃に感染した細菌が今もいることは考えづらいので、何度も感染を繰り返しているのではないかとのことです。そして、予測されるのは、わずか生後1ヵ月で感染し悪化したことで、シェイの身体には成長の段階で養われる細菌と戦う機能が出来なかったのではないか、とのこと。
もうこれは仕方ないのですが、今回その細菌が外部検査で何かはっきりするので、それにぴったり合った抗生剤を1ヵ月程飲んで徹底的に撃退しよう、ということになりました。
そして今後の治療方法ですが、ステロイドの全身投与(服薬or注射)となりました。この部分はまだ詳しくは聞いておりませんが、ステロイドは免疫を抑制してしまうので、先に細菌を除去しないと細菌が増殖してしまいます。ステロイドは年明け頃から開始となる予定です。
ストロイドと聞くとどうしても副作用の心配が頭に浮かんでしまうのですが、猫は人間や犬と違ってステロイドには比較的強いそうです。但し、シェイの場合は一生続く可能性が高いので、よく話を聞いてからステロイド治療に入ろうと思います。
家に帰ってからのシェイは瞳孔が開きっぱなしで遠吠えばかりして、ゴロンゴロンと何かおかしな行動をしておりました。まぁ、一日経てば落ち着くだろうとそのままにしておきましたが、今日は昨日よりはかなりマシになりました。
お値段は¥213,290(税込)でした。く~💦
余談ですが、ジルもシェイを病院へ連れて行って私だけ帰ってきたらこちらも遠吠えしまくり。シェイを探していたようです。
私は私で慣れない運転を3時間以上したので、夜にはもうグッタリでした。みんな頑張ったね。大きな山は越えたと思いますが、もう少しこの車で30分掛かる病院へ通う事になりそうです。毎度運転が怖い💦
ゴボゴボは取り除いて頂いた甲斐あって、当日は全く音がしませんでしたが、次の日(今日)からはまた少し出てきました。手強い!
つまらないお話ですみません。病院の記録として残したく失礼致しました。