雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

シェイ 呼吸器科へ行く① 猫の気管支炎

こんにちは。

実は先回、シェイのゴボゴボ映像をブログに載せましたが、皆さんのブコメを読んでいるうちに、今までの病気の検索の仕方が良くなかったのでは、、と思い、色々なキーワードで検索しているうちに、「呼吸器科の動物病院」というのを発見致しました。

↓ゴボゴボ記事

estrella846.hatenablog.com

いつも「気管支、膿」というキーワードで検索していたのですが、膿胸にたどり付いてしまい、気管支の膿についての情報を得られておりませんでした。

神奈川に犬・猫の呼吸器科の有名な病院があるというのを見つけ、そうしたら、そこで働いていた先生が名古屋にちょうど去年の今頃病院を開業したとの情報を見つけました。県内ではここだけのようです。(関東にはいくつかあるようです。)これは!と思い、かかりつけ医に相談し、データ一式をお借りして本日名古屋の呼吸器科の病院へシェイと行って参りました。

私の備忘録としても今回記事にさせて下さい。

レントゲン、エコー、血液検査等をして頂き、今回分かった事が大きく2つありました。シェイは分かっていた通り「気管支炎」であること。そして現在の肺の状態。

まず、「肺」と「気管支」は別物で考えなければならないそうです。

1つめの「肺」に関しては、猫の肺は6つに分かれているそうです。

「子猫のへや」さんより画像お借りしました

シェイはそのうちの1つが完全に潰れています。レントゲンでも白く映ります。問題は呼吸が出来ているのかどうか。シェイは5つの肺でカバーして、健康な猫ちゃんと同じ数値が出ているそうで、呼吸に関しては苦しんでいない事が分かりました。そして、この潰れた肺は特に悪さはしていないようなので、放置しても大丈夫ということになりました。

次に「気管支」。

「気管支にはやはり膿が溜まっていて、普通の猫ちゃんよりも気管支一つ一つがかなり膨れてしまっているようです。これは膿が原因です。膿が詰まってゴボゴボ言っているのは分かっていましたが、この気管支に関しては放置は望ましくないそうです。将来的に破裂してしまったり、2次感染を引き起こしたりする可能性があるそうです。

結論から言って、シェイの気管支が完治する事は無いそうです。有効な治療法はステロイド。これを一生続けなければならないそうです。

一口にステロイドと言っても、ネブライザーのような吸入で済ませられる場合と、薬や注射等で全身に与えなければならない場合があるそうです。

気管支炎は次の3種類に分かれるそうです。

・猫喘息
・猫の慢性気管支炎
・不明(病名がついていない)

それぞれに原因があり、どれに当てはまるかによって有効なステロイドの与え方が変わってくるそうです。これを突き止めるには「気管支鏡検査」が必要になります。太さ3.5mmほどの細いチューブを入れて、全身麻酔で行うそうです。

仮にもし、先述の潰れた肺から膿がどんどん出ているといったことがある場合には手術が適用となり、その潰れた肺を除去する必要がありますが、それも検査で分かるそうです。(今回は可能性は低そうです。)

検査も含め、あと数回は今回の病院に通い、その後はかかりつけ医で薬を処方してもらう、という流れになるそうです。

最後に気になる費用ですが、今回の一通りの検査が約4~5万円。(私の場合は血液検査の一部をかかりつけ医で先にしてもらっているので、その分の負担が今回は無かった為、4万弱でした。)

気管支鏡検査は16万円~20万円ぐらいになりそうです。

今は元気いっぱいのシェイですが、このゴボゴボが将来的に悪影響が出てくるのではないか、というのが一番の懸念事項だったので、将来酷い状態で手術しなければならないよりは、今、負担して少しでも快適に過ごしてもらった方が良いと思い、検査を予約して参りました。

引き取った時にはもう死にそうだったシェイがこんなに大きくなってくれたので、精一杯、出来ることはしてあげたいな、と思う今日この頃です。

シェイ、お疲れ様。もう1回頑張ろうね。私は一生懸命働きます!