少し、春らしくなって参りましたね。
突風が吹いたり、気温も徐々に上がってきているように感じます。目もゴロゴロするので花粉シーズンでもありますね。(と、ちょっと季節感出してみました。)
ところで、現在生理の一週間ぐらい前になりました。
いつも通り、ヤツが既に降臨しています。PMDD(月経前不快気分障害)大魔王です。(昭和っぽいww)
どうも会社でのストレスが減らず、ちょうど産業医の確認が入った時の状態が最悪で(いや、そろそろ時期だと分かっていたから確認が入ったんですが)、面談中ずーっと涙が止まらず、とうとう休職を促されてしまいました。
が、しかし、、
色々な理由があり、休職したくないのです。一度今週中に通院することを条件に、最終的な決定権は委ねて頂けたので、今週は有給を使って「休暇」を取得します!と、ほぼ勝手に決めて休むことにしました。まぁ、PMS(月経前症候群)で身体の負担もきているし、心理的にも会社から少し離れたいのもあって、リラックスに努めようとした次第です。
そして昨日、私の主治医の先生が、月に一度、某新聞にコラムを掲載されていて、今回の話題がPMS、PMDDでした。そこには事例として、30代の別の方と40代の私のことが掲載されていました。また、心療内科/精神科と婦人科の協力が今後の課題だともありました。
実際、患者数を数値化してみるとどうなんだろうと、ネットで拾ったデータをもとに、ちょっと計算してみました。
平成27年度の国勢調査データを元に、生理がある女性が例えば13歳~50歳の女性だと仮定します。(あくまで例えですので気分を害される方がいらっしゃればすみません。ちなみに私の初潮は11歳です。)この歳の女性は合計27,833,472人。約2,800万人。この8割にPMSの何らかの症状があると言われている。つまり、約2,200万人。ではPMDDの割合が1~8%ぐらいと諸説あるので、間を取って5%とすると、110万人。無茶苦茶多くないですか?逆にホントか?と疑ってもしまうような数値。これだけいたら、もうちょっと世間に広がっていてもおかしくないんじゃなかろうか。まぁ、あくまでも調査データから出たもので、対象も数百人であれば仕方ないのか。
私感はともかく、個人でも外的要因によって症状の強弱もあり、PMDDを知らない女性も沢山いらっしゃるので、治療を受けているのは氷山の一角じゃないかと推測しています。ただ、辛い思いをされている方、悩んでいる方はかなりの数存在するはず。特に症状が出やすいのが30歳前後~。SNS等でも検索してみるとかなりHITします。
PMDDは「スペシャル気分屋さん」に取られてしまうことが多く。自分自身もこの症状、大変辛いのですが、誤解を受けるのはもっと辛い。でも、周りにも迷惑を掛けていることは事実であり、PMS、PMDDをもっと広く、性別関係なく知って頂くことが大事だなぁと最近思っています。その為には日本の生理についての教育をまず変えるべきですね。生理は恥ずかしいことではありません。私が子供の頃は、女の子だけ別の教室で指導を受けました。子供がいないので分かりませんが、今ってどうなんでしょうか。そして、PMSやPMDDというものがあることも、指導の項目に入れて欲しいなと切に願います。
適切な治療を受ける、体質改善に努めることは前提として、私個人的には、世間に認知してもらうこと、もう一つ、苦しんでいる者同士、自助グループなどを作り、助け合うことが出来るのでは、、と考えています。
よく海外ドラマなんかで出てくる、ぐるっと輪になって座り、自分の経験を話したり誰かの気持ちを聞いたりする、あれですね。
wikiから引用すると
- 体験の共有、分かち合い
- 「治療者 - 被治療者(医師と患者)」の関係ではなく、「仲間」
- 自分の抱える問題や悩みをしっかりと直視すること
- 強制ではなく、自発的な参加
- 相互支援と相互扶助
- 互いに対等であること
こんなものが自助グループの条件らしいです。
日本でも複数存在しています。
生理に特化したグループなら、理解してもらうことを目的に、彼氏やご主人、ご家族等(女性も勿論)周りの方も一緒に参加されれば、更に助けになるかもしれませんね。
基本、良いことも悪いことも、当事者じゃないと本当の意味で理解は出来ないと思っています。でも、それを理解しようとする、私の担当の先生は「想像力」という言葉を使っていらっしゃいましたが(感動した)、相手を思いやる気持ち、理解してみようとする努力、それがあるだけで、ずいぶん生きやすい世の中になるんじゃないかと考えています。
PMDDも「マイノリティ」に分類されるそうで。
マイノリティという言葉、本来は少数、少数派等を意味する言葉ですが、「少数=立場が弱い」「マイノリティ=弱者」というような構図がどうしても世の中にあり、ある意味差別的にも使われることが多く感じます。よくある「性的マイノリティ」と言われるLGBTの方々もそうですね。本当にくだらない。差別するお前は一体何様なんだ!と怒りさえ覚えてしまいます。差別するような小さな人間は、その時点で既に己の方が劣っていると分からないから、差別するのでしょうか。
調子が良くなったら担当の先生と相談して、何か活動出来たらよいな、と思います。私の同僚(女性)は、PMDDを打ち明けたら、自分なりに調べてくれました。他の方がどう過ごされているかを教えてくれたり、そういう温かい方もいっぱいいると思います。男性も、彼女の為に、奥様の為に、生理の諸症状に影響する食べ物を調べたり、イライラを真正面から受け取めてくれたり、そういう方も間違いなくいらっしゃいます。
酷い場合、幻覚や希死念慮も伴うPMDD、性別関係なく、是非ご理解頂けたら嬉しいです。その為にはまず自分の体質改善!頑張ろう!
一体私はどこを目指しているのか、毎度迷走中ですが、この(勝手に)休暇中はミシンWEEK!にするつもりで。いや、ゆっくり休めよww
今日もせっせと頼まれたマスクをちまちま作っております。もうマスク見たくない笑
首輪も含め、作品(と言えるかどうか、、)を今後掲載していこうと考えています。
本文と全く掛け離れた締め括り。私めの文才を表していますね。
もっと読書しよう。