雨上がり ~después de la lluvia~

世界中のねこちゃんが幸せに暮らせますように

BJとのお別れ

BJとお別れしてからもうすぐ2ヶ月になります。

少し、、いや、結構、、、

ペットロス気味、というか、なんというか、鬱々した毎日です。

感傷的な内容になります。すみません。

 

BJの血糖値が下がらなくなったのが11月末の週末でした。

グッタリが治らず放っておくのが怖かったので、翌月曜日、朝一で病院に預けてから出社、夜引き取りに行きました。

 

その夜。

多分、血栓が飛びました。

 

帰宅後、血糖値も500以上から下がらず、少しずつインスリンを追加して様子を見ていました。ある程度血糖値が下がるまでは放っておけないので、今夜は徹夜かしら、、と思いながら、私の膝の上でぐったりしているBJ。すると突然、尿、便、共に失禁しました。完全にBJの身体は力が抜けていて、呼んでも一切反応がありません。ただ、辛うじて鼓動はありました。顔を見ると、半分白目を向いているような感じ。

 

とうとう来たか、と思いながら、とりあえず汚れた服を着替え、またBJを抱え、テレビも音楽も何も付けず、ひたすら夜の静寂の中、BJを見守っていました。

「もういいよ、もう頑張らなくていいよ」と時折声を掛けながら。

 

これが月曜から火曜になる0時前後の出来事。

そして、1時間、、2時間、、、3時間、、、、

 

急にムクっと起き上がったのです。

え?マジで??大丈夫???

と若干パニックになりましたが、その後、ご飯も少し食べ、お水も飲みます。

ただ、立てません。

 

色々ググり、血栓が飛んだっぽいな、、と。

とにかく明朝、また病院だな。

 

火曜日、先生が病院にいらっしゃる時間を待って電話、状況を伝えすぐに病院へ飛んで行きました。受付には緊急対応の札が立てられ、そのままICUに入りました。

 

先生からは「出来る限りのことはしますが、これ以上何をしても良くならないと判断された場合、ご自宅で一緒に過ごされることをおすすめ致します」と。

私は会社へ行き、会社が終わったらそのまま病院へ行ってお見舞いに行きました。

先生のお見立ても、やはり血栓じゃないか、とのこと。もう、検査さえ出来ないのです。

 

水曜日の夜は、お見舞いに行く前に先生からお電話を頂きました。

おうちに帰った方が良いと思うがどうされますか、と。

 

つまり、そうです、そういうことです。

病院へ来て、様子を見てから決めて頂いても良いですよ、と仰って頂き一旦電話は切りました。ちょうど終業時間で帰ろうとしていた私はそのまま上司の所へ行き、「もう今週休みにして下さい、多分、もう最後になります」と伝えました。するとその上司は「一緒に過ごしてあげて下さい」と優しく言って下さって。半泣きで病院へ走りました。

 

結局病院から連れて帰りましたが、やはり全く立てなくなっていました。

リビングが過ごしやすかったようなので、私も布団を引っ張り出し、BJのベッドの前でずっと一緒に過ごしました。

 

猫は、、

命を終える際は、涼しい場所へ行くそうです。

身体を、内臓を冷やしていって、ゆっくり静かに最後を迎える為だそうです。

 

ただ、BJは立てない、歩けない。どうしたら良いのかも分かりませんでした。

でも、これで最後なのは、多分間違いない。そう思って、ベッドに敷いてあった電気あんかは外しました。でも、やっぱり分からなくて、ちょっとだけブランケットを掛けたり。

最後に温めるのは逆に苦しませる、、と色んなところに書いてあったけど、分からない。お水をあげるのも良くないって書いてあるけど、欲しがる時もあるし。とりあえず部屋に暖房は入れず、私はお布団にくるまって、BJ、寒くない?私のやってること、合ってる?間違ってる?なんて聞いてみたり。

分からない、分からない、何も分からない、、

 

血糖値が測れないぐらい高い。苦しいよね、ケトン出まくりだよね。

…点滴?ちょっとだけする?水分与えちゃかえって苦しむ?

分からない…

 

BJを見ながら、撫でながら、ネットで検索しながら、少しだけウトウトして。

余計なことも考えて。

もし、BJがまた元気になったら。この子、歩けない。お水もごはんも一人で行けない。会社に行っていたらおむつも半日変えてあげられない。どうしよう。毎日病院に預ける?シッターさんって頼めるの?どうしよう、分からない。

 

そんな感じで泣きながら、ボーっとしながら、放心しながら、でも出来るだけBJの身体に触れていました。

 

猫ベッドにはペットシーツを敷いていました。排泄をしたい時は、何とか立とうと頑張るんです。立てないけど、でもゴソゴソ頑張るんです。で、そのままするしかなくて、なんだか、不愉快な顔をするんです。私の思い込みかしら。いつまでもプライドがあるのね、、と、彼の気持ちを汲み、私は黙ってシートを変える。

 

そんな感じで水曜夜から木曜日を一日過ごし、金曜日の朝方。

 

急にむくむくしだし、すごくはっきりした、意志のある目でこちらを見て、もう声は出なかったんですが、はっきり、鳴いたんです。「にゃー」と。

 

そして、お水を飲み、そして、横になり、そのまま数分が過ぎ、いつもとは全く違う呼吸をし出しました。クックック、クー、というような。意識が薄れていっているのが分かりました。よだれが出だしました。私は、ただ、BJの頭を支え、よだれを受け止め、静かに、BJとの最後の時間を過ごしました。呼吸が止まった時、鼓動も止まりました。

 

何を、どう頑張ったって、何が最善だったか、今でも分かりません。私が必死に最低限とは思っても、点滴したり、薬を飲ませたり、BJを楽にさせたくても、逆に、延命をして苦しませていたのかもしれません。私のエゴだったかもしれません。

 

まだまだ、とても辛く、寂しく、BJに会いたくてたまりません。私が今、普通に生きていられるのは、BJがどんな時も支えてくれていたからなんです。彼だけは、何があっても私のそばにずっといてくれました。隣にいてくれるだけで、何度も何度も救われました。BJが命の尊さを教えてくれました。

 

私は今後、どういう形になるかはまだ分かりませんが、猫ちゃんの保護活動に携わっていきたいと考えています。BJも保護猫です。猫ちゃんが人間の都合でむやみに命を失わないように、安心して暮らせるように、何か一つでも出来ることをしていきます。本当は、これってすごく、偽善者だな、とも思ってもいます。私はビーガンではありませんのでお肉も好んで食べますし。何が正解かなんて誰が決めるのかもよく分かりませんが、出来ることを一つずつしていきたい、と改めて感じています。

 

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BJの為に涙を流して頂いた方々、今まで助けて頂いた方々、最後を一緒に過ごさせて頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

そしてBJ。

ほんとにほんとに、ありがとう。

あなたと過ごした日々は私の大事な宝物です。

 

BJ 虹の橋で待っててね

2019.12.6 03:58AM

BJが19年と1カ月の生涯を終えました。

 

帰宅して玄関を開けると、BJ、あなたのいない現実を目の当たりにして号泣してしまいますが、もう少しお時間をちょうだいね。ちゃんといつもの日常に戻るから。長い間、私の気持ちの準備をしてくれていたものね。

 

今は、頑張り過ぎたあなたは、虹の橋で少しゆっくりしてて。

好きな物を食べて、ぽかぽかのお日様のもと、お昼寝でもしてて。

あなたの下手くそなごはんの食べ方が大好きだから。

あなたの寝顔が私の宝物だから。

 

 

 

 

私がこのブログを始めたのは。

 

色々な方に、直接的にも間接的にも、助けて頂き勉強させて頂き、糖尿のBJがあんなに長生きが出来たから。それが良かったのかどうかは分からないけれど、先が見えず苦しかったり、何かしてあげたくてもどうしたら良いか分からない、そんな方達に、私が学んだことの、何か一つでもお役に立てたら、一瞬でも病気の猫ちゃんが楽になれたら、そんな気持ちから始めました。私はお医者様じゃないから治療は出来ないけれど、一愛猫家としての気持ちは共有出来るのでは、そうであれば良いな、と考えています。

 

だからもうちょっと、このブログは止めずに続けますが、気持ちの整理を先ずしなければ。一週間後かもしれないし、もうちょっと掛かるかもしれないけれど、まだまだお伝え出来ていないことが沢山あるので、近い将来続けたいと思います。続けさせて下さい。

 

BJ、沢山の愛と幸せと笑いとぬくもりをありがとう。

大好きだよ、BJ!

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うん、僕はごはんは鼻から行く派!

BJの不調 - 糖尿病悪化/ケトアシドーシス

BJの不調から数週間、少し良くなってきたと思ったら、今度は糖尿病が悪化してしまいました。

 

水曜日頃からごはんをあまり食べなくなり、ちょうどまた便秘だったので、それで苦しいのだと思っていたのですが。数日後に病院の予約も入っていたので、その際に先生にまた相談かなぁ、ぐらいの気持ちでおりました。

 

昨日病院へ行き、血液検査の結果、糖尿病で特に危ない「ケトン体」が出ていることが分かりました。悪化するとケトアシドーシスといって、命の危険もある非常に好ましくない状態。まぁ今回、先生は仰いませんでしたが、そのケトアシドーシスだと思います。こうなるとかなり怠くグッタリし、歩くのもフラフラになってしまいます。あー、ケトンだったのか。。

 

あ、↑のように書いてしまうと良くないのですが、決して先生が説明不足な方ではありません。糖尿が発覚した際、別の病院に通院していたのですが、担当して頂いた先生が非常に熱心な方でとてもお世話になりました。BJの糖尿コントロールが猫の中でもかなり難しいので、先生と一緒にすごく勉強させて頂いたんです。そのお陰で猫の糖尿に関する知識は最低限得ることが出来たと思っております。それをご存じで、分かっている部分は簡単に説明して下さるのですね。

 

確かにここ最近、インスリンの効きが悪く高血糖が続いており、点滴量を増やしたり、夜中に起きて数値を見たりは少ししていたのですが。BJの場合、インスリン1単位でも500mg/dLから一気に低血糖になることもあるので、単純にインスリンを増やせばいいや、というのが出来ません。また、点滴をして水分が補われると血糖値が下がってくることもあったりで、低血糖も怖いですしね。

 

最近はBJが糖尿よりも他の症状での不調が多かったので、油断してしまいました。片一方に集中してしまうと、もう一方が疎かになってしまう時があるのが私の大変悪い所で。猫は特に我慢をする生き物なので、気づいてあげるべきでした。辛い思いをさせてごめんね。

 

これは入院かと思ったのですが、私が普段、極力入院は控えたいとお願いしているので先生が家に帰してくれました。「但し、これ以上悪化したら即入院です」と釘を刺されて。平日昼間は仕事で見れないので、やはり預けてくるべきだったかとも思うのですが、とりあえず週末だけでも付きっ切りで、週明けも怠そうだったらやはり入院、、と決めました。

 

点滴を一日一回から朝/夜の一日2回に増やし、血糖値は頻繁に管理します。最低でも30分に一回は見て、高血糖を防ぎます。夜も数回起きて測定します。こういう場合にリブレが本当に助かります。ボタン一つでピッと終わるし、何といっても装着中は測り放題ですからね。血液での測定ではここまで頻繁には家で出来ないです。耳から血を取るのですが、耳の方がダメになってしまいます。BJは血液を採りすぎて、一部おハゲです。痛々しい(´;д;`)

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個人的には、比較的コントロールのし易い猫ちゃんであれば、リブレは不要だと思っています。金銭的な負担も(少なくとも我が家には)大きいですし。ただ、BJのような場合は測定回数で考えればリブレの方が安いくらいで、耳をプスプス刺さなくても良いのはBJも私も負担やストレスがかなり減ります。

 

本格的に寒くなってきたので、点滴パックもレンジでチンして人肌にしています。5~10秒ほどの間隔で温度を確認しながら、すこーしずつ温めます。それでも嫌がりますが、冷たいよりはマシなので。今日はごはんを自分から食べてくれています。前にも言ったかもしれないのですが、ごはんを食べる=生命力だと、これは人間でも何でもいつも感じます。BJがごはんを食べてくれるのが、私の何よりの幸せです。

 

少しでもBJの体調が良くなりますように、、と心を込めて看病しております。

 

 

BJの不調 - 食道が膨れる

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だんだん寒くなって参りましたね。
大好きな季節の到来ですが、例年に比べ暖かいので、毎日着る物を考えます。
体調を崩しやすい季節ですので皆様ご自愛くださいね。

 

ここ最近、仕事関連とBJの不調でバタバタで、全く更新する余裕がありませんでした。リブレのエラー状況をお伝えする為準備をしていたのですが、ここ1カ月、BJが危ない状況になってしまい、加えて勉強も必要で、気が気ではありませんでした。

 

BJですが、以前記事にした「甲状腺機能亢進症」の為、服用を始めました。その為、過剰な食欲が抑えられてきた所でしたが、今度はほぼ食べなくなってしまいました。そして異音がするようになったのです。消化しているキュルキュル音ではなく、ゴボゴボ言うのです。聞いたことがない音でした。

 

・水を飲む → 必ずむせる (ゴボゴボお腹の中から聞こえる)
・ごはんを一口 → 必ずむせる (ゴボゴボお腹の中から聞こえる)

 

そのうち、何もしなくてもゴボゴボいうようになって明らかにグッタリしてきて、更に久しぶりの血尿。連休中だった為休み明けに病院へ電話すると「出来る限り早く連れてきて下さい」とのこと。会社から電話していましたが、そんなこと言われたら急に怖くなってきてしまい早退しました。上司が理解のある方で、家族だからね、、と心配さえしてくれます。ありがたや。

 

ダッシュで帰り病院へ直行、レントゲン撮影をしたところ、胃と食道のつなぎ目あたりが風船みたいになってレントゲンに写りました。レントゲンは基本、水分を含んだ場所が白くなります。例えば心臓は血液が通っているので白く写ります。でも、今回腫れていた部分は本来白く写らない箇所らしいです。

 

BJは今月、晴れて19歳になりました (。TωT)/゚・:*【祝】*:・゚\(TωT。)
BJ、あんた、すごいよ、、すごい、、、んですが、高齢=体力が無いので外科的な治療が一切出来ません。麻酔が出来ない、つまり、切れない。

 

今、顔の横側に大きなデキモノがあり、これも最初は小さかったんですけど、麻酔が出来ないので取れない、と。今は1.5cm程の球状にまでなってしまいました。まぁ特に何がある訳ではないので現状放置しています。

 

話を戻し、先生曰く、食道の風船は原因も分からないけど、うんちも出ていないので、最悪、腸閉塞のように詰まってしまい命に危険が及ぶかもしれない、とのことでした。BJ、基本快便なんです。ちょっと油断すると下痢してしまう。ごはんを食べていないのもあるけれど、5日以上出ていなかったのでこちらも心配。もしかしたら良くなるかもしれないし、もう厳しいかもしれない、と、ダメもとで抗生物質と胃腸の働きをよくするお薬を追加してもらいました。

 

薬、飲まなくてはいけないのですが。朝5粒、夜8粒ですよ!ここまでして頑張らないといけないのか、、と、また少し、正直、自分のしていることに迷ってしまいますね。

入院はせず、その後帰宅しました。BJは緊急の場合を除き、極力入院しないように先生にお願いしています。家で出来ることは極力持ち帰ります。昔から病院が苦手なBJですが、最近特にひどくてすぐ下痢をしてしまったりするんですね。

 

体温も低かったので温かくしないと、と、帰宅後BJ用に買った電気あんかを出しました。

山善 ソフト電気あんか YSK-210D

山善 ソフト電気あんか YSK-210D

 

これです。ソフトタイプなので猫ベッドに入れてもそんなに違和感ないようで。ベッドにあんかを置き、その上に毛布を掛けています。温かいので喜んでベッドに入っていきます。この姿を見るのが毎年本当に幸せ。でも、今年の年越しは、とうとう一緒に出来なくなるかも、、と覚悟を決めました。

 

あまりに何度も命の瀬戸際に立っているので、辛くないわけないんですが、自然と気持ちの準備が出来るようになってきたのは否めません。糖尿病で長生きって簡単ではないのですが、もう19歳。普通に平均寿命を越えています。へなちょこな私の為に、BJが準備してくれているんだと毎度思います。

 

…が。
とりあえず1週間様子を見たところ。
フラフラでベッドから起き上がるのは水を飲むときとトイレだけだったのが、少しずつ動けるようになってきて、ごはんも欲しがるように!

 

何が功をそうしたか、、全くわかりませんが、一番苦手な強制給餌も1回だけで済みました。ごはんを無理矢理食べさせるのって、薬や点滴をする何倍も、私は気持ち的に無理なんです。やります、やりますが、心は毎度折れます。特に高齢になってからは。

 

昔から尋常じゃない食への卑しさwwがあるので、それが今も残っているのかなぁ。ありがたいです。

 

また少し体重が減ってしまったけど、とりあえず回復してくれています。いつも帰宅すると玄関へお出迎えしてくれるのですが、それも無くなった、、と思っていたら、先週また出迎えてくれました。とてもとても、嬉しいです。

 

残り少ないで時間でも、BJと静かにゆっくり暮らしていくのが今の私の何よりの幸せです。頑張れBJ!いつもありがとう。

 

動物病院、得意ですか?

 先回、甲状腺機能亢進症と診断されたBJでしたが、お薬を飲み始めて2週間が経ったので、一度血液検査をしました。

 

 肝臓の数値は安定してきて、心配だった腎臓の値も特に影響なく、お薬を飲み続けることが出来そうです。

 

 下痢も3日ぐらいで落ち着き、食欲は少し落ち着いてしまったかな?という感はありますが、それ以外は特に変わりないですね。良さそうです。

 

 この日はいつもの造血剤の注射を打ってもらい終了~。

 

 ところで。

 

 BJの病院は基本予約制なのですが、、毎回、診察してもらうまで1時間以上掛かるんですよね。長い時は帰るまでに2時間以上とか。

 時々急患対応があって、とかならまだ納得いくのですが。

 仕事終わりに行くと、本当に疲れる。

 

 1先生に対して30分区切りで予約の人数が決まってるっぽいのですが(例えば30分で2組、等)、うーん、なんか、私の勝手な予想では、、次の時間帯の人が先に来たら、そっちが先になってない?って思っちゃうような順番なんですよねー。。

 ちゃんと予約時間少し前に行ってもですよ!遅れたとかじゃなく!

 で、呼ばれて診察室に行くと、とても優しい先生に「お待たせをして申し訳ありません」と言われ、大変反省をする、、という愚行を繰り返しております。 

 

 突然ですが、動物病院、得意ですか?

 私、すごく苦手なんです。。(だから苦痛も倍増…)

 

 まず、軽いアレルギー。。わんこもにゃんこも。

 生まれてはじめて我が家に猫が来た時、私は7歳。すぐ蕁麻疹が出ました。

 

 実は私、覚えていないぐらい小さな時、ご近所のワンちゃんを見て号泣していたそうなんです。それで両親が「こりゃいかん」と、我が家もワンちゃんを飼い始めました。全く覚えてないんですがね。私の中ではずっと大好きなんですが。。

 これは本当に両親に感謝です。

 

 でも当時は外で飼うのが当たり前の時代で。

 猫は一緒に住んで1週間も経てば抗体が出来るのか、慣れるのに少し時間は要しますが、まぁ大丈夫になりました。

 わんこは。

 舐められると腫れ上がります。大好きなのに。。

 

 一度動物病院で順番待ちしていた時、隣にパグちゃんがいたのです。フガフガ可愛かったのですが、鼻先が私の腕に当たったら、もうかゆくてかゆくて。腫れます。

 

 毛をバサァ、バサァ、バッバと振り払って床に捨てたり、空気中に舞わせたりする方も時々いて、くしゃみが止まらなくなったり、酷いと一時的に喘息のように、器官がキュッとなって軽い呼吸困難になる場合も。だから基本はマスク&眼鏡で参ります。

 

 そして、ずーっと話している人達。とても苦手なんです。

 なんかね、分かるんです。犬同士、猫同士、同じ種類だと更にお友達感というか。うちはこうよ!あら、うちはこうなの、、なんて。病気が同じだと苦労も分かりあえて、更に親近感かな?が湧くのだということも。

 

 でもね、病院なんですよ。ワンちゃん、ネコちゃんの中には、怖くて怖くてたまらない子も多くいると思うんです。

 そんな中、驚くような大声で話してる人達。

 ・・・私、すんごい不機嫌満載の顔で黙ってしまいます。大声の必要性はなんじゃい、と。

 

 度が過ぎれば怒りもしますよ、だってうちの子が大事だもの。

 

 一度酷かったのは、昔通っていた病院で。

 そこは獣医師さんご夫婦お二人で経営されている、比較的規模の小さな病院でした。BJと私と元旦那が待合にいて。あとは家族(若いパパ、ママ、小さい子供2人)1組が待ちながらおもちゃを床に広げて遊んでいました。

 

 その奥様獣医師さんは当時妊娠中で、子供がかわいく好きだったんでしょう。片や、私たち(元)夫婦は子供嫌いww でもね、大人ですからね、嫌いだからって何もしませんよ。普通はね。・・・普通はね!

 

 まーね、プラスチックのおもちゃや木の積み木をですね、壁にガンガンぶつけて喜んでいるんですよ。バカ親はキャッキャ笑って見てるんです。…失礼。

 当然BJは、ただでさえ病院嫌いなのに、意味不明なデカい音がガンガン鳴っていて、もう恐怖でプルプルしてました。

 

 すごくすごく長時間(2~3分)、私たち我慢しましたよ。

 そうしたら奥から奥様獣医師さんが出てこられて。

 あー、注意してくれるのね!と思いきや、微笑ましく子供がおもちゃ投げつけているのをご鑑賞。

 

 もう無理です。全く無理です。

 

 「うるさーーーーい!!!!!  おもちゃ投げんな!

  ここは動物病院です!公園でもない!そんな音を立てられたら犬や猫が驚いて怖がるって分からないんですか!あなたたち、診察終わってるんですよね?おもちゃで遊びたいなら家帰ってやってください!ここはあなた達の家でもないし、そもそもおもちゃ壁にぶつけてマナーってものを知らないのですか!! 先生も!なぜ動物達が恐怖に怯えているのに注意してくれないんですか!あなたが大事にしなくてはならないのは何なんですか?」

 

 と、本当はもうちょっとだけ、荒い感じでブチ切れマシタ。。

 お見苦しくすんません。

 

 優しい方、動物が大好きで、大事な家族の為に時間もお金も体力も使って、我が子だと思って病院に来ている方がほとんどなんですよ。これは間違いなく。

 

 きっと人間世界でもこういった風景は一緒なのかなぁ、と思う今日この頃でした。

 なんじゃこのマトメ方。

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 マナーって大事♡

 

 リブレの不具合話はどこに行った??ってことで、次、書きます。

甲状腺機能亢進症

少しはタイムリーな話題を。

 

今週、定期的な造血剤投与の為に通院したBJですが、先回の通院時、久々に血液検査をして、肝機能の数値がかなり上がっていることが分かりました。

最近は腎臓の方が悪かったのが、ごはんのおかげで落ち着きまして。

 

検査の度に、甲状腺云々、、と言われていたのですが、一度甲状腺の癌の疑いもあって調べたら癌ではなかったし(数値は良くなかったけど)、他の症状が深刻だったのとで放置していました。

 

最近は元気(気持ちよく寝てれば良し、のレベル)だし、ごはんもよく食べてくれるし、落ち着いているので一度甲状腺もチェックしてもらいましょう、ということになりました。

結果は、、甲状腺機能亢進症でした。あぁ、また増えた。。

 

これは高齢猫ちゃんにはとても多い病気で、BJも11月には19歳。仕方ない。

症状はというと、甲状腺ホルモンが過剰に出ることで代謝が活発となり、なんだか逆に元気に見えちゃうよー、というもの。でも病気なので、ダメージは確実にある訳で。

 

具体的な症状は…

 

  ・活発、元気になる(時には攻撃的になる)

  ・食欲増進、でも太らない(代謝が良すぎて消費される)

  ・毛づやが悪くなる

  ・脈が速くなる

  ・嘔吐、下痢

  ・多飲多尿

 

などが、あります。

このうちBJは、

  ・食欲旺盛だけど太らない

  ・毛づやが悪くなる

が該当しています。どうりで、体重(の規定量)以上に毎日食べてるのに、太らない訳だ。

嘔吐、下痢は最近逆に無くなったし、攻撃的では全くない。脈は正直いつも早いと思う程度でよく分からず。多飲多尿は糖尿なので毎日のこと。

 

毛づやが悪くなったのも、太らないのも、高齢のせいだと思っていました。

最近は病院でも「年齢が年齢なので、、」と片付けられることも多く、そんなもんかー、と納得してしまっていました。仕方ないんですけどね。事実だし、麻酔には耐えられないだろうから外科的治療はもう無理だし。

 

甲状腺機能亢進症は気付かない場合も多くて、なんせ、食欲があって元気。だから病気に見えないんですよね。それで気付いた時には悪化してることも多々あり。

人間も同じですが、定期検診の重要性を改めて痛感しました。

 

で、治療はというと、お薬を服用します。他の抗生剤やら胃腸のお薬と比べ苦いらしいです。我が家は断然、錠剤派です。なぜって、私が錠剤が楽だから。

 

粉を水で溶いてシリンジで与えても苦みとかをはっきり味わっちゃうだろうし、もしごはんに混ぜて、ごはんを食べなくなったりしたら、そちらの方が大変なんです。血糖値に大きく関わるので。「楽」というのは、手間もあるんですが、糖尿病の管理に影響し兼ねない、という意味合いなのです。

だから錠剤がある薬なら、錠剤をもらってきます。

 

錠剤、苦手な方、いらっしゃいますでしょうか。

これもね、点滴とかと一緒でためらってはダメです。

一応、苦手な方の為に私のやり方をご案内します。

 

まず、ネコちゃんを自分の利き手側を向くように配置させるのがやりやすいと思います。

利き手と反対の手でにゃーの頭を持ちます。親指と人差し指の間に頭が入る感じ、、かな。上から頭をガバっと握って軽く固定します。分かるかなー。

 

にゃんこの顔を天井を向かせて(ようは口から食道がまっすぐになるように上を向かせ)、口を開けさせます。

猫は口角を触ると口を開けるんですよ。頭を掴んでいる手の親指と人差し指で、口の両端に指を差し込む感じにするとパカっと開いてくれます。そんなに力入れなくて大丈夫ですよ。

口が開いた瞬間に、つまんでいた薬を出来るだけ奥にポンと入れます。

 

この口開きは強制給餌が必要な場合にも使えるので、覚えておくと助かりますよ。

シリンジで何か与える時も、頭を片手で固定して、シリンジの先を口角に差し込むと口を開いてくれるので、開いた瞬間にチュッと入れます。指でも一緒です。

 

https://sippo.asahi.com/article/10563185

 

こちらのサイトさんがお写真付きで分かりやすいかも。

猫ちゃんの頭の持ち方はこちらを参考に。

獣医師さんの説明なので分かりやすいですね。

 

口先(舌の上)に薬を置いても吐き出される可能性が大です。舌で苦みとか感じてしまうと、もう、逃げられます。でも、あまりに勢いを付けて投げ込むと、ねこちゃま、むせてしまう可能性もあるので、ご注意下さいね。

投薬でも強制給餌でも、投与後詰まらせないように注意して見ている必要があります。

 

BJは大抵、呼ぶとひょこひょこ来てくれます。

何があってもあぐらをかけば、ほぼ座りにやってきます。

あぐらをかいて、おいで~と呼べば、ドスンと乗ってくるので、はい、薬~♪と飲ませます。

 

薬を飲んだ後は自分で水を飲みに行ってくれるのですが、そうでない場合は水の器を持って行って飲んでもらいます。薬がちゃんとお腹に入るように。そして、喉が詰まらないように。少しの間、吐き出さないかも様子を見ています。ごはんとか食べてくれれば間違いなく大丈夫ですね。おやつを与えるのも良いかも。

 

わんこよりもにゃんこのが神経質なので、パッと終わらせてあまり余韻を残さないぐらいに出来ると良いですね。

 

BJはお薬は比較的逃げずに飲んでくれますのでとてもありがたい。

でも、点滴は大嫌いです。

毎日夜に点滴をしているので、

 

夜(20時以降)に呼ぶ

 → 点滴だと思う (そうでも、そうでなくとも) 

→ 隠れる、逃げる 

→ 捕まる

 

が我が家の日課です。

 

話が大きくずれてしまった…。

 

甲状腺機能亢進症のお薬ですが、今、少し値の良くなった腎臓に影響が出る可能性があるそうで。

難しいですね。あっちが良ければこっちがダメ、、と。

とにかく2週間後にもう一度血液検査をして結果をみます。

 

薬を飲み始めて少し下痢をしていますが、徐々に慣れるかな。

数値が落ち着くことを期待して、今は下痢による脱水に注意!

点滴少し増やそうかなぁ。嫌がるなぁ。

 

甲状腺機能亢進症の経過についてはまた後日載せたいと思います。

FreeStyleリブレ 自宅で装着に挑戦!(4)

前回はリブレをBJの体に着けるところまで完了しました。

作業はあと少し!

 

次はリブレのリーダーを起動します。

今回全部写真が酷くてすみません。。先にお詫び申し上げます。 

 

まず、リブレリーダーの起動ボタン(ボタン一つしかないです!)を押すと下記の画面が出ます。左上に「センサーなし」とありますね。今、このリーダーと連携しているセンサーは無い状態です。

では画面の「新しいセンサーを起動」を押します。

 

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すると、スキャンが始まりますのでリーダーを貼り付けたセンサーまで近づけましょう。

 

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センサーを読み込むと下のような表示になります。

しっかり60分掛かります。完了~٩(ˊᗜˋ*)و✨

 

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はい。もうライトなりなんなり、映り込みまくりで本当にすみません。

 

あ、一つ余分に。

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これ、剥がしたところです。

真ん中の黒い棒状のものがセンサー。これが体に刺さっているわけですね。

 

で、今回お伝えしたいのは、装着に際し勝手に変更したこと。

まず、なぜフィルムの穴開けをやめたのか。

最初はリブレについて無知だったので、針がどこにあるとか、あまりよく分かっていませんでした。で、先回お伝えしたように一瞬ですが、センサーを体に差し込む為に針が刺さることを知り、つまり一度は穴開けているんですよね、皮膚とその上にあるフィルムに。だからフィルムがセンサーの邪魔をすることはあまりないのでは?と思ったのです。で、穴が開いていない方がセンサーの周りが、逆にフィルムで少しでも固定されやすいのかな、と勝手に思ったのです。

  

次に、服を着せるのをやめました。なぜなら、固定されているとは思えないから。単に毛玉の発生促進と、BJのストレスでしかないな、と。

(これはあくまでもBJの場合ですよー)

 

もともとBJのベストは5kgと言われているので、骨格が大きいんですね。病院でも「大きい子ね~」なんて言われます。それが現在3kg前後なので、もうガリガリ。この秋には19歳で、基本寝ているので筋肉も落ちてしまって、お肉がないので服もかなりゆったり。でも多分、これ以上小さくすると丈とかが合わなくなってしまう模様。

 

糖尿だと大きい子も多いので、そんな子達が着るともしかしたらうまい具合に固定してくれるかもしれません。お肉と服に挟まれて。でもBJは着ても着ていなくても、全く変わりませんでした。で、あれば、基本猫は服を着る必要ないので、止めました。

とっても可愛かったんですが、服を着ると体の細さが際立ってしまい(お風呂に入った時のアレです)、ちょっと見るにも耐えられなかった、、という私感もあります。

 

はー、文章を簡潔にまとめるのって難しいですね。。

文才ないわ。

(書きながら、装着→着、貼付け→付、着ける?付ける?漢字どっちかなー、、と悩んでます。なので表記が入り乱れてます。すみません。)

 

試行錯誤して、我が家は最近はセンサーを使い切れることが多くなりましたが、最初のうちは、まぁ、2週間、全く持ちませんでした。これは、ネコ用に作られている訳ではないのでリスクとしては当然あり得るのですが、やっぱり1個当たりも高いので、極力使い切りたいですよね。いや、うち、猫貧乏なんで、切実なんです、、笑

 

文才はありませんが、愛猫ちゃんのリブレ装着を検討されている方の為に少しでも役立てば、、と勝手に続けて参ります。

 

次回はセンサーが長持ちしなかった時期の葛藤を。。

数か月もがきましたよー(TωT)ウルウル